フリーマガジンChat8月号にマネー記事が掲載されました。
ご許可を頂いていますのでご紹介しますね。
災害に備えるためのお金も「いつ、いくら」で考えよう!
「大災害時、いくら現金があったらいいの?」という子育てママからの質問が多いです。
貯金を考える時と同じで「いつ、いくら」必要かを考えることで見えてきます。
1 被災後、長期の生活にかかるお金
家が壊れるような災害時には家に入れなくなったり、治安が悪くなったりすることもあり、家に大金を置いておくのはあまり現実的ではありません。
金融機関も通帳やキャッシュカードがなくても本人確認ができれば払い戻しに応じるなどの特例措置の例があります。生活費の何か月分があったら安心できるかは各ご家庭によっても異なるでしょうが、すぐに引き出せる口座に緊急用のお金を置いておくと良いでしょう。
2 避難する時に必要なお金
災害の規模にもよりますが金融機関の体制が整うまでが10日程度とすれば、その間を過ごす分のお金が必要になると考えられます。それを非常用持ち出し袋に備えるようにしましょう。本人確認書類になるもの(免許証など)のコピーも一緒に入れておくと良いですね。
では一体いくらの現金が必要か。
それは被災後にどう生活したいかによって変わります。
できるだけ避難所で配給されるものだけで乗り切りたいのか、できれば快適に過ごしたい・被災地ではない実家等に避難することも考えるのか。
その際の交通費、過去の例から現金でしか買えなくなる可能性もあるガソリン代などの費用を考えておきましょう。
配給以外にも飲み物などちょっとしたゆとりがほしければ、一日いくらのお金が必要かを考えて備えましょう。
お店のおつりがなくなる事もあります。そのため一万円札よりは千円札があると良いでしょう。また10円玉はじめ小銭についても用意してあるとより安心です。
3 被災する前にかけるお金
一番ご質問が多かった被災後に必要なお金についてご紹介しましたが、それは災害を生き延びてこその話。
地震の一瞬を生き延びるために今、耐震化や家具の固定にお金をかけましょう。
また、地震保険は火災保険の特約として付けるものです。我が家は地震保険があるか、いくらの補償か確認しましょう。
また被災後をできるだけ健康に快適に生き抜くための備蓄についても今、お金をかけて備えましょう。きちんと備蓄することで被災後の慌てての出費を減らしたいですね。
恐れすぎると「結局どうなるかわからないから」と防災対策に何も動けなくなる方もいらっしゃいます。でも、現実的にできる備えはあります。前向きに恐れ、イザという時に力強く生き抜いてください。
協力:清流の国ぎふ女性防災士会
この記事を書いたのは大阪北部地震の直後でした。
少しでも私にできることがあれば、とマネー記事で扱わせていただいたのですが、
その後こうしてフリーマガジンとして発行されるまでの間に、大規模な水害が起きてしまい・・・
多くの方の命が失われ、生活が失われたこと、悲しいです。
このままでは、悔しいです。
今生きている人が少しでも幸せになるよう、力が集まるといいなと思います。
私も微力ながら一つ一つできることをしていきたいと思います。
今回のマネー記事を書くにあたり、書き切れなかった情報もありますので、
また今後の記事でもご紹介していきたいと思います。
今回の記事は災害時の現金について、というテーマでした。
ただ、住宅に大きな被害がでてしまうと生活再建にかかるお金は大きな金額になってしまいます。
被災者の方のご不安もとても大きなものだと思います。
そんな方のご不安を安心に変えてさしあげれるファイナンシャルプランナーになりたい、と思います。
精進あるのみですね。
Chat8月号。
今回も子育てママに嬉しい情報盛りだくさんです!
今回の特集は「大人もひとやすみ 夏旅。」
オススメの海や山の情報が紹介されています。
私はアウトドア大好きです!
去年、子どもと一緒に行った伊吹山や千畳敷カールが載っていてテンションアップでした!
今年は子どもとテントで泊まることにチャレンジしてみたいと思っています☆
Chatは岐阜県内多治見市可児市を中心に、
バロー、ゲンキー、アピタなどで配架されています。
遠方にお住まいの方は
Chat Web Magazineをご覧くださいね!
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