生きてるだけで役に立ってるの?

 

毎晩、寝かしつけるときに子どもに感謝を伝えています。

 

「元気に保育所に行ってくれてありがとう。

おかげさまでパパもお爺ちゃんもママもお仕事いっぱいできたよ。」

昨日はこんな風に伝えました。

 

 

ベストセラー「嫌われる勇気」

この本を読んでアドラー心理学に出会い、とても影響を受けました。

 

 

「もう言い訳できない。今すぐ幸せになるしかないよね!」と。

 

著者の岸見一郎先生。

先日もこちらのサイトでの記事をお見かけしました。

 

みんなの介護「賢人論」第69回 岸見一郎さん

 

 

 

その影響もあってか、昨日は続けてこんなことも子どもに話しました。

「あなたが生きていてくれるだけでパパやお爺ちゃんやママの役に立ってるんだよ。」

 

子 「生きてるだけで役に立ってるの?」

 

私 「そう。生きてるだけで役に立ってるの。あなたがいると思うとママの元気がわいてくるんだよ。

あなただけじゃないよ。この世の中の人達はみんな。生きているだけで誰かの役に立ってるんだと、ママは思ってるよ。」

 

子どもからは身近な人たちの名前が次々に出され、この人も生きているだけで役に立っているのか、この人はどうか?と確認がなされました^^;

 

 

子どもには、どんな自分にもOKという感覚を持っていられる人に育ってほしいと思っています。

そうであることが他人を認めて尊重できる人につながると思います。

 

理想としては自分と全く主張の異なる人とでも楽しく食事ができる人間ですかね。

 

これは以前、アメリカのご家庭のお食事会にお邪魔させて頂いた時のことが印象に残っているのです。

ちょうど民主党の予備選挙の時期で「オバマかヒラリーか」というタイミングでした。

主張が異なる人同士がそれぞれの想いは口にして丁々発止と議論をしながらもジョークや笑いがいっぱいで楽しい雰囲気のお食事会だったのが印象に残っています。

英語力の乏しい私にはそれぞれの主張の詳しい内容までは聞き取れなかったのですが(涙)

でも、自分の主張はしっかりしながらも、相手の主張も聞く。

全体として尊重している雰囲気は伝わってきたのでした。

 

 

 

さて、子どもとそんなお話をしつつ、

いつものように子守唄とトントン(トントンと軽く身体を叩いて眠りを促す)をして寝かしつけようとすると…

子どもが「次はママに!」と言い、

子どもによる子守唄とトントンが始まりました。

 

これが気持ちいいのなんのって。

子守唄もいつも私が歌うようにだんだん声を小さくしていって眠りに誘ってくるという。。

「おぬし、やるな」と思ったかどうか、意識は遠のき・・・

 

 

はい、昨日は結局私が子どもに寝かしつけられて一日を終えてしまったのでありました。

親の寝かしつけに、アンタ役に立ってるよ~(涙)

こんな日もあるさ~。

 

 

 

 

 

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