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確定拠出年金やiDeCo(イデコ)という言葉をTVCMや雑誌などで見かけたことがある方も多いのではないでしょうか? 「投資のこと?なんだか怖いけどした方がいいの?」という質問が寄せられました。投資が必要かどうかはご家庭の資産状況にもよりますが、少なくとも必要性について理解していれば、ご家庭ごとの判断ができます。 そこで今回は子育て世代の投資の必要性について、3つのポイントをご紹介します。 ①利子がつきにくい時代 金利が高い時は預金しているだけで利子がたくさんつきましたが、今は超低金利時代。300万円未満の定期預金(1年以上2年未満)で比較すると、バブル時代の1991年時点では5.7%、2019年1月時点では0.028%です。これは例えば100万円預けると1年でつく利子が約57,000円なのか、約280円なのかという違いです。あなたはバブル時代のような高金利時代が再び到来し長く続くと予想しますか?今のような金利の状態が続くと、預金しているだけではなかなかお金が増えにくいということになります。 ②お金が目減りするリスク 20~30年後に子育て世代が老後を迎える頃、今よりも物価が高くなっている(インフレ)可能性があります。すると額面上の金額は変わらなくてもお金の価値が変わっていることになります。例えば銀行に100万円を預けていたとしても、老後には今の100万円の価値ではなくなっている可能性もあります。「元本割れが怖いから」と現金の資産を全て預金だけにしておくことの方がむしろリスクである可能性もあります。 ③老後費用が足りない可能性 平成30年家計調査結果(総務省統計局)によると、年金等の収入を合わせても高齢夫婦無職世帯は全国平均で一月あたり41,873円(*1)不足しています。 老後に必要なお金は生活スタイルや何歳まで生きるかにもよりますが、不足分を貯蓄しておく必要がありそうです。 「投資」と聞くと「大金が必要、大損するのが怖い」といったイメージをお持ちの方も多いです。しかし自分で自分の将来のお金を作って(増やして)いかないといけない時代。国も金融庁HPにて「投資の基本」(*2)を紹介していますし、法律により公的年金に上乗せできる選択肢として確定拠出年金(自分で掛け金を運用し老後に受け取る仕組み)を導入しています。 投資の必要性やリスク管理の方法・長期投資のメリットを知り各ご家庭で判断をしていきましょう。 次回は、確定拠出年金(税制優遇があり自分で運用して老後資金を作るための投資の制度で企業型と個人型(iDeCo)がある)についてお伝えします。 *1 平成30年家計調査結果(総務省統計局)における高齢夫婦無職世帯の1ヵ月の実支出の平均と1ヵ月の実収入の平均の差より筆者計算。 *2 参考 金融庁HP「投資の基本」 https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/knowledge/basic/index.html
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