今回はお金の捉え方という視点から書かせていただきました。 許可を頂いていますので、こちらに転載させていただきますね。
今回、Chat3月号で注目したのは、「Chat特製てづくりおやつのぷちギフト」の記事。 子どもと一緒に作ってみたいと思います! フリーマガジンChatはバローやゲンキー、アピタなどの専用ラックに配架されています。 詳しくはこちらからご覧ください。 Chatラック設置店一覧 遠方の方はこちらのサイトからWeb版をご覧くださいね! Chat Web Magazine ]]>子どもの「またやっちゃった!」マイナスもプラスにできるお金の捉え方とは?
我が家の場合、子どもは2歳ですが物の大切さを伝えたくてあえて陶器のお茶碗を使い始めました。でもうっかり落して割ってしまうこともよくあります。そんな時子どもに怒ってしまうのではなく、むしろそれをプラスの経験にしたいと心がけていることがあります。 お茶碗が割れたらまず「ケガはない?」と確認します。なければ「あなたの替わりは誰もいないからね。無事で本当に良かった」などと子どもの方が大事であることを伝えます。お茶碗の割れる音と衝撃。子どもも「しまった」と思っているからこそ、責めずに「あなたが大事」と伝えることが響くと思います。 この考え方は私の学生時代の経験からきています。ある時、母が買ってくれた手鏡を学校で割ってしまいました。部活が終わっていつもより遅く帰ると母が「心配しとったよ。鏡なんか割れてもいいんやて。身代わりになってくれたのかもしれんよ。」と声をかけてくれたのです。鏡を割ったことに罪悪感があったのですが、それが一気に吹き飛び、自分が大切な存在なのだと感じることができたのです。 お茶碗が割れること自体は確かにマイナスです。でも割れたものは元に戻りません。ならばどう捉えることが幸せでしょうか?子どもが、お茶碗が割れることや次はどうしたら良いか学ぶことができ、親から大切にされていると感じてくれたら、お茶碗一つ分の値段とは比べ物にならない価値の経験とすることができると私は考えます。一見金額的にはマイナスな事でも捉え方次第でプラスの価値を生んでいくことができます。 今回は子どもの「またやっちゃった」をプラスにする一例をご紹介しましたが、子育て真っ最中のママの家計相談では妊娠出産子育てによるキャリアの中断や収入減、働き方を心配して来てくださる方もいらっしゃいます。ケガや病気など、予期しなかった大きなマイナスには特に気持ちが落ち込みますよね。 一人で悶々としてしまう時は、私は「自分だけで考えるには大きすぎる課題」と捉えることにしています。家族や友達、専門家の方などいろんな人に助け頂いています。わからないことはわかる人に聞いたり、自分一人で抱えきれない気持ちは誰かに聞いてもらったりすることもあります。 お金も時間も経験も幸せのためにどう捉えたら良いか、自分なりの答えを出して行くことが大切に感じます。単にいくらお金を持っているかということだけではない、自分らしい幸せを手にしていただきたいです。 大きすぎる課題が降ってきたときは「自分は誰かに助けてもらってもいい、大切な存在だ」ということを思い出してくださいね。
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