フリーマガジンChat12月号にマネー記事が掲載されました。
ご許可を頂いていますのでご紹介しますね。
夫婦でお金の話をするためのコツとは?
「夫婦でお金の話をするのが苦手」というご相談いただくことがあります。何を隠そう私自身もかつては本当に苦手でした。喧嘩になってしまったこともあります。
今回はそんな私の経験から話し合いのコツをお伝えしますね。
ポイントは3つあります。
①共通の目的意識・夢を持つ
②具体的な数字で話す
③安心して話し合える場を作る
①共通の目的意識・夢を持つ
どちらかが家計を任されている、財布は別、などいろんなスタイルのご家庭があります。でも夫婦として子どもを育てて老後も共にするつもりであれば協力が必要ですよね。
自分からお金の話を持ち掛けるのであれば、「私もあなたと共に責任を担いたい、一緒に二人の夢を叶えていきたいので相談させて」という姿勢でお話しされるとスムーズだと思います。
夫婦共通の夢(どんな家に住みたいか、子どもの教育、老後の生活スタイルなど)について具体的に話すことでいつどんなことにいくらお金をかけたいかが見えてきます。
②具体的な数字で話す
私はお金の不安をつい感情でぶつけてしまい相手を困らせてしまったことがあります。失敗から学んだことは具体的な数字で話すことです。そうすれば相手も「じゃあどうしようか」と一緒に考えることができます。具体的な数字とは「いつ(何年に・どんな場合に)、いくら(必要・貯めたい・収入を得たい)」といったことです。
③安心して話し合える場をつくる
感情的になったり、攻撃的な気持ちで話を始めたりすると相手もその雰囲気に反応して頑なになってしまいます。時間的にも気持ち的にもできるだけ余裕が持てる状況で話せると良いですね。私の失敗談ですが、皿洗いの最中に思いついてお金の話を振ってしまったことがあります。声を張り上げないと聞こえないので、まるで怒っているかのように聞こえてしまい、それだけで険悪な雰囲気になってしまいました。今は好きな飲み物を淹れて一緒にソファーに座るなど物理的な距離を縮めて話しやすい雰囲気を作るように心がけています。
また日ごろから些細なことでも感謝の気持ちを表すようにしています。いざお金の話をする時に「日頃の不満をぶつけられることはない」との前提を相手に持っていてもらいたいのです。
いろんな感情も絡んでくるのでお金の話は苦手と感じられる方も多いようです。相手への感謝を忘れずに、一緒にやっていきたいという気持ちを持って具体的な数字でお話しされてみてください。時間がかかったとしても穏やかに話せる関係を目指していけます。
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