児童手当は0歳から中学校卒業までの児童を養育している方に支給されるお金です。
教育費の話題になるとよく伺うのは「児童手当をそのまま学資保険の支払いにまわしている」、「手を付けずにためておいて、大学の費用にしようとしている」というお話です。
それでも「それでは足りないような気がするんだけど・・・」という方が多いものです。
そうです、FPになる前の私もそうでした。
教育費は進路によって大きく変わってきますが、児童手当で足りない分をどう備えるか、ということになってきますのでまずは児童手当がトータルでいくらもらえるのか、ということを知ることから始めてはいかがでしょうか。
児童手当は平成29年度現在、このように支給されています(月額)
0~3歳未満 15,000円
3歳~小学校修了まで 第1子、第2子 10,000円
第3子以降 15,000円
中学生 10,000円
所得制限以上の方 一律 5,000円(当分の間の特例給付)
では児童手当は0歳から中学校卒業まで総額でいくらもらえるのでしょうか?
概算で
第1子、第2子の場合約200万円。
第3子以降の場合増額期間があり約250万円です。
児童手当を学資保険の支払いに充てていらっしゃる方は、一度満期とその金額を確認されると良いと思います。
手を付けずに貯蓄されている方は、中学卒業までにいくら貯まるかまずは目安が確認できますね。
ちなみに…
児童手当は子どもが生まれてから申請し、その翌月分からが支給対象となります。
15歳に到達後の最初の年度末まで支給となるので、もらえる総額は4月生まれは多く、3月生まれは少なくなります。
ウチは早生まれですので児童手当、もらえる額が少ないクチです。トホホ・・・
お役に立てましたら嬉しいです。
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