
ウチのお米が、どろぼうに取られました。
あ、と言っても、
今の話じゃないです。
今から75年くらい前の話。
父がまだ小学生だった頃。
米どろぼうに入られたそうな。
犯人はすぐに分かったそうです。
なぜかって、米袋に穴が空いていたらしく、
ウチの倉庫からその人の家まで、米袋が運ばれた跡として、溢れた米が点々と残っていたから。
そう。近所の人だったんです。
(その一家は今はもうウチの近所にはお住まいではないそうです)
お米の跡をついて行って、お米がその家に運ばれたことがわかった時、
祖父は言ったそうです。
「しゃあないな。。。」と。
経済的に裕福にはあまり見えないお家だったそうです。
ウチの父は9人兄弟で、兄弟の中にはそのお家の子と同級生の人もいたそうですが、
祖父から「気の毒だから口外しないように」と言われて、
父や兄弟たちはそれを守ったそうです。
祖父の「許す心」。
その子どもである父や兄弟たちに伝わった「心」
その心で、祖父や父はお米を育て続けてきてくれたんだな。
その心の結晶であるお米を、ずっと食べさせてもらっていたんだな、と感謝が溢れてきます。
美穂米につながっている心を大切にしたいな、と改めて思います。
さて、美穂米に限らず、お米を育てる、ということには
「許し」をしなくてはいけなくなる場面がたくさんあります。
昔、機械がなかった頃は、近所のみんなで田植えの日程を調整して、
みんなで田植えをしたそうです。
取水に関しても譲り合ったり、時にケンカが起きてしまうこともあったり。
(町の古文書や町史にも書かれています)
でも地域のみんなで稲作をしているから、
最終的にはなんやかんやと折り合っていかなくてはならないですよね。
今でも、隣り合う田んぼとは、草刈りのタイミングを調整したり、土手にもぐらが穴を開けてしまったら、穴を塞ぐことに協力する必要があったり、いろんなことを折り合いながら稲作を続けています。
古代からお米を食べて命を繋いできた私たちは、「許し」のDNAを元々持って生まれてきている、と言える
かもしれませんね。
とは言え。
人の悩みの多くを占めるのが「人間関係」
「許す」ということがなかなか簡単でない、ということなのだと思います。
「許す」対象は、人に対してもだし、自分自身に対しても、です。
そんな時、古代ハワイから伝わる、許しの瞑想「ホオポノポノ」はとても強力です。
「ホオポノポノ」とは、簡単に言うと「ポノな(正しい)状態を作る」と言う意味。
私はHunaレベル1でこれを教えてもらって以来、毎日これをしない日はないくらいです。
しかも1日に何回もすることもあります。(今日は5回しました)
そんなホオポノポノ、先日ハワイ島にてレベル4を修了し、私もグループ(一対多)でガイドすることができるようになりました。
ずっと中の人(直感、と言いますか)が、「一対多でホオポノポノをガイドできるようになれ」とメッセージを送ってくれていたので、ついにそれができるようになってとても嬉しいです。

これから、田んぼ(これまでの命のつながり)と「許し」をテーマにたくさんの方と一緒に「許し」をしていきたいです。
今度、食の大切さについて伝え続けてこられた工藤華枝さんが「美穂米と一緒に育とまい!」というイベントを開催されることになりました。
そのイベントの後に、イベント参加特典として無料でこの<ホオポノポノ>をガイドさせていただくことになりました。
ご一緒できるみなさん、お楽しみに♪
華ちゃん主催のイベントはこちらです!
↑タイトルをクリックするとお申し込みページへ飛びます。
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